Mar25th

カスタム設定

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カスタム設定はカスタムオブジェクトと類似しており、アプリケーション開発者は、
カスタムデータセットの作成の他に、組織、プロファイル、または特定のユーザに対しカスタムデータを作成して関連付けることができます。
すべてのカスタム設定データはアプリケーションキャッシュで公開されます。
これにより、データベースへのクエリを繰り返し行うコストをかけずに、効率的なアクセスを実現します。さらに、このデータは、数式項目、入力規則、Apex、SOAP API でも使用できます。

次の 2 種類のカスタム設定があります。

リストカスタム設定:
組織全体からアクセスできる再使用可能な静的データセットを提供するカスタム設定の種類。
アプリケーション内で特定のデータセットを頻繁に使用する場合は、そのデータをリストカスタム設定に含めることにより、アクセスが簡素化されます。
リスト設定に含まれるデータが、プロファイルやユーザごとに異なるということはなく、組織全体で利用できます。
リストデータの例には、2 文字の州の省略名、国際電話の発信番号、製品のカタログ番号などがあります。
データはキャッシュされるため、アクセスのコストが低く、効率的です。ガバナ制限の対象となる SOQL クエリを使用する必要はありません。

階層カスタム設定:
特定のプロファイルまたはユーザの設定を「カスタマイズ」できる組み込みの階層ロジックを使用するカスタム設定の種類。
階層ロジックでは、現在のユーザの組織、プロファイル、およびユーザ設定を確認し、最も限定的な (つまり「最下位」) 値が返されます。
階層では、組織の設定はプロファイル設定によって上書きされ、プロファイル設定はユーザ設定によって上書きされます。

カスタム設定の使用例を次に示します。
■納入アプリケーションには、ユーザが海外配信用の国コードを入力する必要があります。

 この場合、すべての国コードのリスト設定を作成すると、ユーザはデータベースにクエリしなくてもこのデータにすばやくアクセスできます。

■アプリケーションは営業担当者の報酬を算出して追跡しますが、コミッション率は年功に基づきます。

 この場合、階層設定を作成すると、管理者は異なるコミッション率を営業組織の各プロファイルに割り当てることができます。
 さらに、このアプリケーション内で 1 つの数式項目を使用して、すべてのユーザの報酬を正しく計算できます。
 プロファイルレベルでカスタマイズされた設定により、正しいコミッション率が挿入されます。

■アプリケーションによって、取引先の場所、最適な経路、および交通状況が表示されます。

 この情報は営業担当者には便利ですが、取引先担当責任者には取引先の場所がわかれば十分です。
 この場合、経路と交通のカスタムチェックボックス項目を使用した階層設定を作成すると、このデータを「営業担当者」プロファイルのみに有効にできます。

次の手順に従って、カスタム設定を作成および使用します。
1.カスタム設定を作成します。
2.カスタム設定に項目を追加します。
3.データを追加し、カスタム設定データのアクセスレベルを設定します。
4.数式項目、入力規則、Apex、または SOAP API を使用して、アプリケーション内のカスタム設定データを参照します。

 また、カスタム設定をパッケージに含めることもできます。パッケージのカスタム設定がどのように表示されるかは、[表示] 設定によって決まります。

メモ
パッケージにはデータではなく、カスタム設定の定義のみが含まれます。
データを含める必要がある場合は、パッケージをインストールした後に登録側組織によって実行される標準の Apex または API スクリプトを使用してカスタム設定を取り込む必要があります。

カスタム設定の管理
新しいカスタム設定を作成するには、[新規 ] をクリックします。カスタム設定を作成したら、それに項目を追加する必要があります。

カスタム設定を作成した後は、次のことを実行できます。
■カスタム設定の名前、表示ラベル、または説明を変更するには、カスタム設定の名前の横にある [編集] をクリックします。
■カスタム設定を削除するには、[削除] をクリックします。

メモ
アイコンは、インストール済み管理パッケージにカスタム設定が含まれていることを示します。管理パッケージからインストールされたカスタム設定を編集または削除することはできません。
■カスタム設定にデータを追加するには、[管理] をクリックします。データを追加する前に、項目を追加する必要があります。